黒ズボンの詩

2004年2月16日
●いつも、コンビニに行くと同じ店員がいる。そいつは、毎日、必ず、汚れた黒いジーパンを履いている。
僕らの仲間内では、そいつは、黒ズボンとよばれている。そんな彼の気持ちになって、書いた詩が以下です。

「黒ズボン」(ジャンル:詩)
おれのあだ名は黒ズボンだ。
2歳から今までのあだ名だ。

小学校の野球チームにおいても、監督に「代打、黒ズボン!」とよく言われた。社員旅行の幹事をやったときも、旅館の看板には、「黒ズボン様ご一行」と書かれていた。

現在、コンビニでバイトをやっているが、掃除の分担も、トイレ:山田、商品棚:菊池、レジまわり:黒ズボンと書かれている。

おれが、店長になれば、黒ズボン店長、教師になれば、黒ズボン先生、刑事になれば、黒ズボン刑事、風俗に勤めれば黒ズボン嬢となるのだろうか。

もちろん、おれは、2歳のころから、黒ズボンを脱いだことは一度もない。
寝るときはもちろん、海に行くとき、風呂、自慰のとき、風俗へ行ったときでさえ黒ズボンは脱がない。

そう、おれが黒ズボンをぬぐとき、それは決断のときかも。

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