じゃなくて、サザエは、カツオを叱りすぎだ。

おやつを盗み食いしたからといって、ぽかりとなぐり、宿題をやらずに野球をしに行ったからといってはぽかりとなぐる。

カツオの年から考えて、成長期にある子供が3時頃に腹をすかせるのは当たり前である。
その身体の欲求から体に不足している食物・カロリーを摂取したいと思うのは自然の摂理であり、どこが悪いのであろうか。

また、野球をすることは、肉体の発達、特に、カツオの年齢であれば、骨格及び筋力の発達にスポーツを行うことはとても良いことと考える。
むしろ、テレビゲームばかりやっている子供に比べれば、とても好ましいことである。しかし、サザエはこれも否定する。

サザエは、自分の生理不順や育児ノイローゼのいらだちをカツオに容赦なくぶつける。

カツオがしかられすぎて、変なトラウマができやしないかと毎回、ハラハラドキドキ心配である。
以前、新聞で読んだが、児童虐待を受け続けた子供は、大人が(なぐるためでなくても)単に手をあげただけで、恐怖を感じるという。

また、日曜日の家族で見る時間帯で、しかも高視聴率の番組で、これだけ壮絶な児童虐待が、毎週毎週続けられているということは、ゆゆしき問題であり、現実の児童虐待のニュースが増えるのには、このアニメにもその一因があるのではないかとも疑いたくなる。

そういえば、最近、(なぐられすぎて)カツオの頭が変形して見えるのは、うちのテレビの調子の悪さのせいだけであろうか?

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