人気映画評論家のあーびるが映画タッチに提言！

2005年4月6日映画

人気漫画家・あだち充先生の代表作「タッチ」が実写で映画化されることが決定したらしい。
タッチは、朝倉南と甲子園を目指す双子の兄弟、上杉和也・達也兄弟の純愛物語である。

ここで、お願いしたいのは、いかに高校生の実態のリアリズムを追求するかということである。
この件については、先日も議論したところである。
そして、「タッチ」の第1弾においては、上杉兄弟の自慰場面が多くなってしまうのが避けられないという結論であった。

では、続編の「タッチ2」ではどうであろうか？
テーマはリアリズムの追求である。

1000人以上を相手にした風俗嬢はこう言う。
日本人の6割は包茎であると・・・（かわうそリサーチ調べ）
確かに温泉地などに行って、男風呂で目をこらして見ると包茎の人はけっこういるようだ。

そこで、確率的に和也・達也兄弟のどちらかが、包茎である可能性が高い。

和也「達也、ちょっとおちんちん見せてくれないか」
達也「いいよ〜」
ぺろん
和也「はぁ、やっぱりそうか〜」
達也「どうした兄ちゃん」
和也「おれのは包茎っていう、皮があまる病気らしい・・・」
沈痛な表情でうつむく和也。
達也「とりあえず、医者、医者に行こう、なっ兄ちゃん」

和也を説得した達也は翌日、○○形成クリニックへ。
検査を終え、出てきた和也に、医者は家族を呼ぶように指示する。

家族の前で沈痛な表情で医者がぽつりという。

医者「とりみださずに聞いてください。
和也君は、和也君は・・・・・・かんとん包茎です。」
和也「えっ、それは重病なのですか・・・」
しぼりだすような声で和也はたずねた。
医者は、たんたんと言う。
「かんとん包茎は
亀頭の発育が遅れ先細りになりやすい。
余った皮がペニスの性感を低下させます。
性感の低下で、インポになりやすい。
亀頭が敏感なため、早漏になりやすい。
亀頭が露出しないので、内側にカスが溜まりやすい。
溜まったカスが酸化し、悪臭を発する。
通気性が悪くばい菌の温床になり、性病にかかりやすい。
亀頭の根元付近にコンジロームというウイルス性の白いブツブツができやすい。
セックスの際、亀頭が充分に機能を発揮しにくくなる。
包茎のコンプレックスから、異性に対して消極的になりやすい。
そして・・・・・」

和也「おーっ、まいがっ！もうやめてくれ！」叫び出す和也。
病室から飛び出ていこうとする半狂乱の和也をはがいじめにする達也。

和也を殴りつける達也。そしてこう言う
「苦しいのはお前だけじゃない。俺だって・・・南ちゃんだって・・・・」
泣き崩れる南。

医者「今すぐ緊急手術が必要です」
和也「しゅ、手術をしないと・・・・」
医者「おちんちんの悪臭はとれません・・・」
地獄の宣告である。

そして、手術室に、搬送される手術着の和也。
その姿は痛々しい。

見守る和也の両親、達也、南、野球部の部員達。
和也「きっと、生きて帰って見せる、きっと・・・・」
和也は、その右手に南からもらったお守りをにぎりしめた。
手術中の赤いランプが点灯した。
手術は開始されたのだ。

以下、「タッチ3」に続く