うつ病治療薬開発における動物実験
だいありーのーとには、鬱病の人もけっこうおられるようですが、鬱病の治療剤の開発について、どのような動物実験を行なうのか説明します。

(1)実験1
ねずみをある大きさの箱に入れ、1箇所、逃げ道を作ります。
そして、電気ショックを与えるのです。
平常のねずみは、逃げ道から逃げていくのですが、うつ病のねずみは、逃げません。
ここで、うつ病のねずみに、抗うつ剤を投与すると、うつ病のねずみはうつ状態から元にもどり、電気ショックにより、逃げ道から逃げていくようになります。
このようにして、その薬が、うつ病に効くかどうか、動物実験で調べるのです。

(2)実験2
ねずみを深い水の入った、回転する板のついた水槽に入れます。
そして、ねずみを溺れさせるのです。
平常のねずみは、溺れまいと、回転する板にしがみつき、その板が激しく回転します。
しかし、うつ病のねずみは、溺れても、板にしがみつきませんので、回転板の板がほとんど回転しません。
ここで、うつ病のねずみに、抗うつ剤を投与すると、うつ病のねずみはうつ状態から元にもどり、回転する板にしがみつき、その板が激しく回転します。
このようにして、その薬が、うつ病に効くかどうか、動物実験で調べるのです。

あーびるも、パニック障害と軽いうつ病なので、トフラニールやドグマチールのような抗うつ剤を飲んでいます。
ちなみに、デパスも飲んでおりますが、いっしょにお酒をたくさん飲むと、地面がぐるぐるまわります。

なお、平常のねずみは、目がくりっとして、やる気に満ちております(トムとジェリーのトムのような感じ!)が、うつ病のねずみは、目がとろーんとしていて、だるそうに歩いていますので、猫にすぐ、喰われます。

なる様:ブックマークをありがとうございました。今後とも、よろしくお願い致します。軽度のうつ病でありましたら、心療内科にいって、抗うつ剤をもらえば、すぐに治ると思いますよ。

コメント

なる
なる
2006年4月21日21:25

あーびる様、こちらこそ宜しくお願い致します。
なるは精神科に1年以上通院しております。
最初は鬱ではなく、強迫ぽい症状が酷くて行ったんですが…ここんとこは鬱の方が勝っております。
まぁ、何事にもマイナス思考なのでなかなか治るのは難しいかもしれませんね…。

ど根性へびじ
あーびる
2006年4月24日8:43

なる様:僕は、パニック障害という病気がひどくて、ここ3年以上、心療内科に通院しています。閉鎖空間や人混みが、だめで、症状のひどい時には、コンビニにも入れません。そのために、うつを併発してしまいました。2ヶ月の休職後、何とか、会社に通い、現在は課長職なのですが、ラッシュの電車に乗れないため、朝6:30に出社しています。まあ、長い人生、色々とありますが、あまり悩まず、気楽にやりましょう。なるさんは、特に、だんなさんがいるので、より気楽に!

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