日本の裁判は、その弁護士費用も高く、また、期間も非常に長いため、裁判期間中に、被告や原告が死亡してしまったり、原告の負担費用もバカにならない。そこで、このかわうそ裁判長が、クイック裁判を行ない、世助けをすることにする。

?神戸連続児童殺傷事件
1997年に兵庫県神戸市で発生した連続殺人事件。加害者の犯行声明に書かれた仮名から別名『酒鬼薔薇事件』とも呼ばれる。5月24日午後、神戸市に住む少年を殺害。少年は祖父の家に行くと言って昼過ぎに家を出た後、少年Aと偶然出会ったとみられる。その際、少年Aは少年に対し「青い色の亀がいる」といって近所の高台に誘い出し、その場で絞殺して遺体を隠した。少年は少年Aの兄弟の友人であり、たびたび少年Aの家に訪れていた。
5月25日、少年Aは前日の殺害現場を訪れ、少年の遺体の首を金のこぎりで切断、頭部のみ家に持ち帰った。
5月26日、行方不明になった被害者の少年を警察が捜索開始。
5月27日早朝、被害者少年の頭部が市内の中学校正門前で発見。頭部には二枚の紙片が添えられており、内容は犯行についての声明文であった。この中で少年Aは自らを「酒鬼薔薇聖斗」(さかきばら・せいと)と称し、捜査機関等に対する挑戦的な文言を綴っている。警察の記者会見で「酒鬼薔薇聖斗」を「さけ、おに、ばら・・・」と文字ごとに分割して読み、何を意味するか不明であると発表。記者の中には暴走族の当て字のように「さかきばら・せいと」と読む名前ではないかと思ったものもいたが、単なる予測に過ぎず、報道では警察の記者会見そのままの読み方で読んでいた。ところがテレビ朝日の特別報道番組で、司会の久米宏がそのように読んでいる途中で、ゲストに呼ばれていたジャーナリストの黒田清がいきなり、「サカキバラセイトって読むんじゃないか。おそらく人名だろう」と発言。これ以降、マスコミや世間でも「さかきばら・せいと」という人名であるという解釈が広がっていった。
6月4日、神戸新聞社宛てに「酒鬼薔薇聖斗」から、赤インクで書かれた第二の声明文が届く。この中には、報道において「さかきばら・せいと」という呼び名を「おにばら」と誤って読んだ事が強く抗議されており、再び間違えて読んだ場合には、報復があることをほのめかしている。また、自分のことを、「透明なボク」と表現。「透明なボク」ゆえに、自分の存在を世間にアピールするために殺人を犯したと告白。
6月28日、少年A逮捕。マスコミは、頭部が発見された早朝に中学校近くをうろついていた「黒いポリ袋を持った20代から30代の体つきのがっしりした男性」について繰り返し報道していた、捜査機関では周辺の動物虐待者の聞き込み捜査より、少年Aが動物への虐待行為を度々行っていた目撃証言や、被害者少年と顔見知りの間柄であることなどの情報を得ていた。(出典:Wikipedia)

判決文:
まあ、人殺しはよくないんだけど、犯人が、「酒鬼薔薇聖斗」を名乗ったり、生首を小学校においたりして、かなり世間やマスコミの興味をひきました。

テレビでこのニュースを見た人も、『被害者がかわいそうだ』というよりも、『犯人はどんなやつなのか?』ということに非常に興味をもっていたに違いない。

そういう意味で、総国民を楽しませたエンターテナー的な要素から、十分、減刑される余地があり、また、殺された子が知的障害者ということから、将来的に、この被害者の子がまわりにかけた迷惑をかけただろうことも予想され、その結果、被告には、懲役2年、執行猶予5年を言い渡します。

なお、もっと逃げ延びて、12月31日に捕まってくれれば、紅白歌合戦の視聴率を抜く、「酒鬼薔薇聖斗、ついに捕まる!」などの報道番組が民放で放映された可能性を考えると、ちょっと残念です。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索