ダービー馬 みつる?北海道の死闘!
高島部長の出走するレースに出る馬は、必ず、競走馬生命を絶たれるということが噂になり、次走の門別競馬場の交流重賞エーデルワイス賞ダート1800mには、高島部長以外の出走馬の登録がなかった。出走登録馬が5頭に満たないと、レースが成立せず、しょうがないと思った会長騎手は、門別町に、多大な寄付をすると、近所ののらねこを、競走馬として登録した。
門別11レース、エーデルワイス賞(GIII)D1800M、出走表
?高橋部長(肛雄:53、会長):世界中の嫌われ者。実力ないも、今回は相手が弱い。
?シロ(ネコ雄:11、ペリエ):ツナ缶が大好き
?チャトラ(ネコ雌:10、五十嵐冬):8匹の子猫のお母さん
?タマ(ネコ雄:9、東川公):またたびでよく酔っぱらう。
?ミケ(ネコ雄:15、横山典):漁港近くのボス的存在。
しかし、相手がネコといっても、漁港近くに住むネコはすばしっこい。
パドックでは、ねこ達が腹をだしたりして、ぐるぐると鳴いたりしている。
人になれているねこたちのようだ。
はたして、高橋部長は、このねこ達に勝つことができるのか?
アナウンサー『交流重賞、門別競馬場11レース、エーデルワイス賞(GIII)、ダート1800m、ダート得意の若駒達が集まりました。さあ、各馬、いっせいにスタート!会長、すごい出ムチ、すごい出ムチです。高島部長の尻をすごい力で、たたきまくります。
しかし、速い、ミケが速い、にゃあにゃあと鳴くと、あっという間に先頭に立ちました。猫群をもう一度先頭から見ていきましょう。ミケ、タマ、シロ、そして少し遅れてチャトラ、高島部長が続きます。レースは、ハイペースで早くも、先頭のミケは4コーナーにさしかかりました。おっと、ここで、会長が何かを投げた。ネコ達が、ごろごろといって腹をだしはじめました。またたびです!またたびを会長は投げたのです。高島部長は、寝転がっている猫を横目にゆっくりと先頭に立つと、ゆっくり歩きながら、今、ゴールイン!今日は、高橋部長の大便は見られませんでした。ほっと、いたしました、1着は、高島部長、2着は、まだ、ゴールインしていません。放送時間もなくなりましたので、これで終了致します。』
こうして、高島部長は、エーデルワイス賞(GIII)を制した。
ダート、芝不問、距離不問の恐ろしい怪物取締役馬伝説がここに始まったのである。
そして、会長は、次のレースとして、朝日杯フューチャリティーステークス(GI)1600m(中山)へ出走を表明した。

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