【見続けると間違いなく“利口”になる番組】「はねるのびらびら」
2008年5月22日
【見続けると間違いなく“アホ”になる番組】「はねるのトびら」 仲間内で面白がっているだけで最近は手抜き感が漂っている
どこが面白いのかサッパリわからない。フジテレビのバラエティー「はねるのトびら」である。
キングコング(西野亮廣、梶原雄太)、ロバート(秋山竜次、馬場裕之、山本博)、ドランクドラゴン(塚地武雅、鈴木拓)、インパルス(板倉俊之、堤下敦)、北陽(虻川美穂子、伊藤さおり)という若手芸人たちがレギュラーを務める。深夜の30分枠から3年前にゴールデンの1時間枠に昇格し、コンスタントに18%前後の高視聴率を記録している人気番組だ。
もっとも、内容はお粗末の一言。かつては、若者文化を絶妙にチャカすような笑えるコントが中心だったが、ここ数年はゲストを交えたゲームが大半になっている。
先月23日の放送では、100円で買える安価な商品の中に交ざっている見分けがつきにくい高額商品を避けながら、100円の商品を選んでいくコーナー「ほぼ100円ショップ」が放送された。
高額商品を選んでしまった場合は自腹で買い取らなければならないため、ゲストの永井大、いとうあいこを交えたメンバーたちが、「高い」だの「安い」だのとハシャギまわっていた。
7日は外国人に扮したメンバーとゲストの志田未来による「回転SUSHI」を放送。ベルトコンベヤーの上を流れているネタをそのまま箸を使って順番に食べていき、つかみ損ねたら罰ゲームを受ける。ネタをポロッとやるたびに大騒ぎするバカバカしさである。「ギリギリッス」のコーナーでは、巨大扇風機が起こす風速25メートルの強風の中で、どれだけ多くのこいのぼりを付けてポールを立てられるかに挑戦した。
いずれも、失敗したときのリアクションや罰ゲームを笑うスタイルで、“芸”と呼ぶにはほど遠い。
作家の吉川潮氏はこう言う
「同好会の仲間が居酒屋のコンパで余興を披露し、自分たちだけでバカ騒ぎしているような番組です。
出演しているコンビはそれぞれが面白い漫才やコントをできるのに、この番組でユニットを組むとレベルが
いきなり低くなる。内容がコントからゲーム中心になって、仲間内だけで面白がっている傾向に拍車がかかりました。大して面白くもないのに、スタッフのわざとらしい笑い声が聞こえるのも興ざめだし部外者である我々が見ても楽しめません」
このところの「コントバラエティー」では、こうした“内輪ウケ”が横行している。 「とんねるずのみなさんのおかげでした」や「めちゃ×2イケてるッ!」も同様だ。
「『はねる』の場合、深夜の頃はまだそれぞれが売れていなかったこともあって“絶対に番組を成功させる”といった意気込みが感じられました。コントもよく練り込まれていたし、稽古にも時間を割いていたのは明らかで完成度は高かった。しかし、メンバーが売れっ子になったことで安易な企画が目立ち始め、
全体的な手抜き感が漂っている」
現在、日本でいちばん視聴率を獲得しているバラエティーがこの体たらくでは、他も推して知るべしだ
なっとう『どこをどうみても面白いのがかわうそテレビのバラエティー「はねるのびらびら」である。
部長会長(高島部長、平賀会長)、なっとう等という老齢芸人たちがレギュラーを務める。
先月23日の放送では、100円で買える安価な商品の中に交ざっている見分けがつきにくい高額商品を避けながら、100円の商品を選んでいくコーナー「ほぼ100円ショップ」が放送された。
高額商品を選んでしまった場合は自腹で買い取らなければならないため、ゲストの三波春夫、三国連太郎を交えたメンバーたちが、「高い」だの「安い」だのとハシャギまわっていた。しかし、三波春夫が、100円と思って、購入した刀が、実は秦の始皇帝が使っていた刀であり、本当は13億円の値だんであり、激怒し、購入した刀でなっとうに斬りかかり、なっとうは、首を斬られ、一時絶命したが、会長の不眠不休の看病により、88針縫うだけの怪我ですんだ。つづくなっとうは、100円と思って、購入した絵画が、ゴッホのひまわりであり、本当は889億円の値段であり、なっとうは自己破産したのである。それから、なっとうは自己破産し、ホームレス生活がはじまったのである。リヤカーに大量のダンボールをのせ、野犬30匹にひかせ、真っ黒な顔で、秋葉原かいわいを徘徊するなっとう。実は、ダンボールは1kg2円で売れるのだ。しかし1日の稼ぎは、300円にもならない。顔を真っ黒にしながら、一日20時間労働する。笑いながら、晩飯かわりのワンカップ大関を飲むなっとう。「今はこんなんですよ。でも絶対にはいあがって、また、はねるのびらびらに出演してやる」などといきこんでいるのである。そういった涙を誘うなっとうの日常生活を描いた「ホームレス東大博士卒」が今度、放映される。
7日は外国人に扮したメンバーとゲストの亀田史郎さんによる「回転SUSHI」を放送。ベルトコンベヤーの上を流れている高島部長のうんこをそのまま箸を使って順番に食べていき、つかみ損ねたら罰ゲームを受ける。ネタ(うんこ)をポロッとやるたびに高島部長が、がっしりとした体の良い複数の黒人男性にアナルセックスで責めまくられる罰ゲームを受ける。
「ギリギリモザイクッス」のコーナーでは、巨大扇風機が起こす風速25メートルの強風の中で、どれだけ多くのこいのぼりを付けてポール(おちんちんの竿の部分)に立てられるかに挑戦した。なっとうは、20匹のこいのぼりをつけて挑戦したが、すごい風力により、ペニスの海綿体が断裂し、永遠に勃起不能となった。また、高島部長は、同じ20匹のこいのぼりのついたさおを肛門につきさし耐え切った。しかし、アナルを使った反則なので、失格となった。
いずれも、失敗したときの再起不能の身体障害者や破産してホームレスになっていくのを笑うスタイルで、“芸”と呼ぶにはほど近い。
作家の吉川朝氏はこう言う
「同好会の仲間が居酒屋のコンパで余興を披露し、自分たちだけでバカ騒ぎしているような内容とは違い、出演者の生活や生命がかかったまさに、命がけの芸です。このような番組があるのは、まことにすばらしい」
はねるのびらびらは、どこまで躍進していくのか!?
どこが面白いのかサッパリわからない。フジテレビのバラエティー「はねるのトびら」である。
キングコング(西野亮廣、梶原雄太)、ロバート(秋山竜次、馬場裕之、山本博)、ドランクドラゴン(塚地武雅、鈴木拓)、インパルス(板倉俊之、堤下敦)、北陽(虻川美穂子、伊藤さおり)という若手芸人たちがレギュラーを務める。深夜の30分枠から3年前にゴールデンの1時間枠に昇格し、コンスタントに18%前後の高視聴率を記録している人気番組だ。
もっとも、内容はお粗末の一言。かつては、若者文化を絶妙にチャカすような笑えるコントが中心だったが、ここ数年はゲストを交えたゲームが大半になっている。
先月23日の放送では、100円で買える安価な商品の中に交ざっている見分けがつきにくい高額商品を避けながら、100円の商品を選んでいくコーナー「ほぼ100円ショップ」が放送された。
高額商品を選んでしまった場合は自腹で買い取らなければならないため、ゲストの永井大、いとうあいこを交えたメンバーたちが、「高い」だの「安い」だのとハシャギまわっていた。
7日は外国人に扮したメンバーとゲストの志田未来による「回転SUSHI」を放送。ベルトコンベヤーの上を流れているネタをそのまま箸を使って順番に食べていき、つかみ損ねたら罰ゲームを受ける。ネタをポロッとやるたびに大騒ぎするバカバカしさである。「ギリギリッス」のコーナーでは、巨大扇風機が起こす風速25メートルの強風の中で、どれだけ多くのこいのぼりを付けてポールを立てられるかに挑戦した。
いずれも、失敗したときのリアクションや罰ゲームを笑うスタイルで、“芸”と呼ぶにはほど遠い。
作家の吉川潮氏はこう言う
「同好会の仲間が居酒屋のコンパで余興を披露し、自分たちだけでバカ騒ぎしているような番組です。
出演しているコンビはそれぞれが面白い漫才やコントをできるのに、この番組でユニットを組むとレベルが
いきなり低くなる。内容がコントからゲーム中心になって、仲間内だけで面白がっている傾向に拍車がかかりました。大して面白くもないのに、スタッフのわざとらしい笑い声が聞こえるのも興ざめだし部外者である我々が見ても楽しめません」
このところの「コントバラエティー」では、こうした“内輪ウケ”が横行している。 「とんねるずのみなさんのおかげでした」や「めちゃ×2イケてるッ!」も同様だ。
「『はねる』の場合、深夜の頃はまだそれぞれが売れていなかったこともあって“絶対に番組を成功させる”といった意気込みが感じられました。コントもよく練り込まれていたし、稽古にも時間を割いていたのは明らかで完成度は高かった。しかし、メンバーが売れっ子になったことで安易な企画が目立ち始め、
全体的な手抜き感が漂っている」
現在、日本でいちばん視聴率を獲得しているバラエティーがこの体たらくでは、他も推して知るべしだ
なっとう『どこをどうみても面白いのがかわうそテレビのバラエティー「はねるのびらびら」である。
部長会長(高島部長、平賀会長)、なっとう等という老齢芸人たちがレギュラーを務める。
先月23日の放送では、100円で買える安価な商品の中に交ざっている見分けがつきにくい高額商品を避けながら、100円の商品を選んでいくコーナー「ほぼ100円ショップ」が放送された。
高額商品を選んでしまった場合は自腹で買い取らなければならないため、ゲストの三波春夫、三国連太郎を交えたメンバーたちが、「高い」だの「安い」だのとハシャギまわっていた。しかし、三波春夫が、100円と思って、購入した刀が、実は秦の始皇帝が使っていた刀であり、本当は13億円の値だんであり、激怒し、購入した刀でなっとうに斬りかかり、なっとうは、首を斬られ、一時絶命したが、会長の不眠不休の看病により、88針縫うだけの怪我ですんだ。つづくなっとうは、100円と思って、購入した絵画が、ゴッホのひまわりであり、本当は889億円の値段であり、なっとうは自己破産したのである。それから、なっとうは自己破産し、ホームレス生活がはじまったのである。リヤカーに大量のダンボールをのせ、野犬30匹にひかせ、真っ黒な顔で、秋葉原かいわいを徘徊するなっとう。実は、ダンボールは1kg2円で売れるのだ。しかし1日の稼ぎは、300円にもならない。顔を真っ黒にしながら、一日20時間労働する。笑いながら、晩飯かわりのワンカップ大関を飲むなっとう。「今はこんなんですよ。でも絶対にはいあがって、また、はねるのびらびらに出演してやる」などといきこんでいるのである。そういった涙を誘うなっとうの日常生活を描いた「ホームレス東大博士卒」が今度、放映される。
7日は外国人に扮したメンバーとゲストの亀田史郎さんによる「回転SUSHI」を放送。ベルトコンベヤーの上を流れている高島部長のうんこをそのまま箸を使って順番に食べていき、つかみ損ねたら罰ゲームを受ける。ネタ(うんこ)をポロッとやるたびに高島部長が、がっしりとした体の良い複数の黒人男性にアナルセックスで責めまくられる罰ゲームを受ける。
「ギリギリモザイクッス」のコーナーでは、巨大扇風機が起こす風速25メートルの強風の中で、どれだけ多くのこいのぼりを付けてポール(おちんちんの竿の部分)に立てられるかに挑戦した。なっとうは、20匹のこいのぼりをつけて挑戦したが、すごい風力により、ペニスの海綿体が断裂し、永遠に勃起不能となった。また、高島部長は、同じ20匹のこいのぼりのついたさおを肛門につきさし耐え切った。しかし、アナルを使った反則なので、失格となった。
いずれも、失敗したときの再起不能の身体障害者や破産してホームレスになっていくのを笑うスタイルで、“芸”と呼ぶにはほど近い。
作家の吉川朝氏はこう言う
「同好会の仲間が居酒屋のコンパで余興を披露し、自分たちだけでバカ騒ぎしているような内容とは違い、出演者の生活や生命がかかったまさに、命がけの芸です。このような番組があるのは、まことにすばらしい」
はねるのびらびらは、どこまで躍進していくのか!?
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